山形サトウクリニックはがん免疫監視療法、がん温熱療法が受診できるクリニックです

サイトカイン産⽣能からみたBRPの作用とは︖

BRP濃度とサイトカイン産生量の関係を現したグラフ
このグラフでは、がん免疫を高めるサイトカインであるIFN-γ(インターフェロンガンマ)・IL-2(インターロイキン2)・IL-12インター(インターロイキン12)の産生量はBRPの濃度が上がるのに従って増加しますが、逆に免疫抑制性のサイトカインであるIL-10(インターロイキン10)の産生量は減少していることがわかります。免疫監視療法で投与されるBRP注射は、司令官役・見張り役の樹状細胞やマクロファージを刺激して活性化させIL-12の産生を高めることで応援役の1型ヘルパーリンパ球活性を高め、更には、INF-γを生み出すことで患者さんが本来もっているキラーTリンパ球やNK細胞などの攻撃部隊を引き出し、強い抗がん活性を導きます。